手作りレシピの基本はキャリアオイル・乳化剤・アロマオイル
市販のクレンジング剤には、石油系の合成界面活性剤が入っているタイプが多いです。
使用感をアップしてメイクを良く落とすには欠かせない成分ですが、やはり肌への影響が心配ですよね。
もし市販のクレンジング剤の成分が心配なら、手作りにチャレンジしてみましょう。
手作りレシピの基本は、キャリアオイル、乳化剤、アロマオイルです。 乳化剤はいわゆる界面活性剤なのですが、手作りレシピではもちろん石油系を使わず、ココナッツオイル由来のポリソルベートというものを使用します。
キャリアオイルとは、クレンジング剤のベースとなる油です。 メイク汚れは油性ですので、どうしても油分が欠かせません。 キャリアオイルを選ぶコツは、酸化しにくいタイプを選ぶということ。
人気のキャリアオイルは、グレープシードオイル、ホホバオイル、アプリコットカーネルオイルなどです。 特に、グレープシードオイルは非常に使用感がさっぱりしていて、オイリー肌の人にも向いています。
アロマオイルは、香りを付ける以外にも、様々な効用がありますので、好みのタイプを選ぶと良いでしょう。 人気なのはティートゥリー、ローズマリー、ラベンダーなどです。 香りに精神安定作用があるものや防腐剤の役割をするものもありますよ。
手作りクレンジングのレシピは、ポリソルベート80が小さじ1、キャリアオイル25ml、アロマオイル数滴です。 アロマオイルの量が多いと刺激が強過ぎるので、せいぜい5滴ぐらいに留めておいて下さい。
これらを混ぜ合わせるだけでいいのですが、防腐剤が入っていないので、大量を作り置きせず、1ヶ月を目安に使いきるようにしましょう。 乳化剤を使わないレシピもありますが、どうしても落ちが悪くなるので、ダブル洗顔が必須になります。