デリケートな目元のメイクオフ
女性の方であれば毎日のように行うメイク、クレンジングですから、正しい方法で行っていきたいもので、中でも特にデリケートな目元は、丁寧に気を使いたいころ。
ですが皆さんは自信を持って、「正しいケアができている」と言えるでしょうか。
洗顔方法などに比べて、意外に軽視されがちなクレンジングの方法ですが、美容の基本と言っても過言ではないものですので、しっかりと行ってほしいもの。 最近なんだか目尻のシワやたるみが気になる、というような方は、一度メイクオフの方法を見直してみましょうね。
まずはNGポイントですが、ゴシゴシと強い力で目元を擦ることが1つ目。 アイライナーが色素沈着してしまわないように、としていることかもしれませんが、その強い摩擦こそが、色素沈着を招く大きな要因なのです。
最近のコスメ用品、特にアイメイクに関するものは涙にも強い、というような落ちにくさを売りにしているものが多く、嬉しい反面オフするのが大変なんですよね。
ですが、「しっかり落とすこと=力を入れて擦ること」ではありません。 柔らかい目元、まぶたの皮膚を無理に引っ張ってしまうとたるみを引き起こし、色素沈着の原因にもなってしまいます。
クレンジングは優しくゆっくり、そして丁寧にというのが基本ですが、目元は殊更優しく、ゆっくりと行ってあげるようにしましょう。
具体的なメイクの落とし方については、まつ毛の流れに沿わせるように、下に向けて指をすべらせるようにしてジェルやクリームを撫でつけて浮かせるようにします。 汚れやメイクが浮くまで「待つ」、というのがポイントです。
そして、お顔全体にクレンジング剤を広げて一緒に落とすのではなく、パーツごとに行なうようにするというのもポイントの1つ。
溶け出したファンデーションやアイライナー、グロスなど、さまざまなものを顔中に塗り広げるというのはあまり気分もよくありませんし、お肌の負担にもなります。 目元、口元、というように分けて行うようにしましょうね。
最後に、ふき取りタイプのクレンジングはとても便利で、目元のメイクオフに向いていますが、刺激が強いので乾燥肌の方は敏感肌の方は控えるようにしましょう。 面倒でも、毎回ジェルやクリームを用いてください。