メイク落としに対する意識調査のアンケート結果
スキンケアに欠かすことのできないクレンジング。
美容に意識の高い女性たちの、メイク落としに対する意識調査を、2008年にユニリーバが行ったアンケート結果が、ネット上で公開されています。
これによると、まずメイクをしたらその日の内にメイクを落とすかどうかは、メイクをした人のほぼ全員がすぐにメイクを落とすと答えています。 メイクをしたらクレンジングすること自体は、ほぼ常識として女性の間では認識されているようですね。
確かに、お肌に良くないということもありますが、メイクをしたままで長時間過ごすとなんだかすっきりしない気分になるものです。 ただ、クレンジングの前に手を洗う人、鏡を見ながらメイクを落とす人はそれぞれ全体の半数となっています。
調査を行ったユニリーバでは、「メイクをしたらメイクを落とすことは常識になっているが、クレンジングの質そのものに対する意識は低い」とこの結果を分析しています。
女性にとってメイクを落とすことは来ていた洋服を脱ぐようなものであり、手を清潔にした上で、鏡を見ながら丁寧に行うようなデリケートなものだとは考えられていないのですね。
ただ、帰宅してから手を洗う人は多いでしょうから、本当に汚れた手でメイクを落としているかどうかは微妙なところです。 ちなみに、メイクを落とす質に対してはあまり意識が高くない事を反映するかのように、メイクを落とすことを面倒くさいと考えている人は多いようです。
そのため、疲れている時にはついつい忘れてしまう、翌朝になっても特に何もしない、という人が以外にも多いというアンケート結果になりました。 メイクを落とす行為に対しては、面倒だと考えつつ、その理由が「本当に落ちているかわからない」という側面も見え隠れしています。
アンケートではこの他に、メイクを落とす際に何回すすぐか、ダブル洗顔はしているか、などの細かい質問も行われています。 総合的な分析では、美容に対する意識の高い女性の間ではクレンジングが常識でありつつも、面倒がられている、おざなりにされているという結果が出ました。
確かに、自分の生活を振り返っても、メイク落としは面倒くさいながらもいやいややっている……という感じが強いという自覚があります。 こうした意識を変えることも、美肌を保つには大切なことなのかもしれません。
