弱アルカリ性の美肌効果を手に入れる|クレンジングの口コミランキング

弱アルカリ性の美肌効果を手に入れる

人間の皮膚の表面は弱酸性になっています。 だから、肌にやさしい弱酸性のボディソープや、地肌にやさしい弱酸性のシャンプーで洗おう、というキャッチフレーズを良く目にします。

 

もちろん、顔の皮膚も弱酸性です。 ということは、クレンジングや洗顔も弱酸性のものがよいのでしょうか。 その理論で、肌と同じで刺激が少ない弱酸性クレンジング剤、という製品を多く目にすると思います。

 

けれども、美肌のためには弱アルカリ性がよい、という説が注目されています。 弱アルカリ性が肌に良い、というのは最近いわれ始めたことではないのです。

 

日本各地の温泉に「美肌の湯」と呼ばれるところがありますが、それらの温泉はぬるぬるする弱アルカリ性なのです。 では、肌と異なる弱アルカリ性がどうしてクレンジングに向いているのでしょうか。

 

肌と同じ弱酸性では、肌の表皮にある角質層の結びつきに変化は起きず、表面的な汚れを落とすことしかできません。 けれども、弱アルカリ性のクレンジングで洗うと、表皮の角質層の結びつけを緩め、肌の表面に滞っている古い角質層をこすらなくても簡単に落とすことができます。

 

そのため、肌が新しいつるつるの状態になる、ということなのです。 弱アルカリ性の温泉はpH8〜11というところが多いようなので、そのpHのクレンジングを使うと、肌に負担をかけずに古い角質などの汚れを落とすことができ、美肌を手に入れることができると考えられます。

 

弱酸性の温泉は殺菌力が強く、細菌が原因の皮膚病には効果がありますが、刺激がとても強すぎるので、肌が弱い人には基本的には勧められません。

 

一方、弱アルカリ性の温泉は、ニキビ肌やアトピーなどの人でも利用できるといわれますが、医師の診察を受けてから利用する方がよいでしょう。 ところで、弱アルカリ性の洗剤といったら、実は特別なものではありません。

 

日常的に使っている石けんも、アルカリの力で汚れを落とすものです。 だから、つまり、石けんでクレンジングしたら弱アルカリ性の美肌効果を手に入れることができるということなのですね。

 

さらにうれしいことに、弱アルカリ性の温泉水をベースにして作られた無添加のオーガニック石けん、というものが販売されています。 試してみる価値はありそうですね。