ロンドンのクレンジング事情|クレンジングの口コミランキング

ロンドンのクレンジング事情

ヨーロッパの多くの国の水道水は、日本と異なりかなりの硬水だといわれています。 硬水は、マグネシウムやカルシウムなどの成分が多い水で、硬水を飲みなれていない日本人が水道水を飲むとお腹をこわしてしまうことがあります。

 

ヨーロッパでは日本のように水で煮込む料理が少ないのも、ワインはブドウ以外に一切水分を加えずに作られるのも、水道水が飲用に適さないという水質の違いによるものだといわれています。 このように、水道水が違うことで、食文化が異なるものになっています。

 

食文化に対する影響だけではなく、硬水は石けんが泡立ちにくいという特徴もあります。 だから、日本のように石けんと水で洗い流すというクレンジングはあまり行われていないという話もあります。

 

ヨーロッパに長く滞在する日本人にとっては、食文化だけでなく、クレンジング方法の違いについても対処しなくてはいけなくなるということですね。

 

ただし、ロンドンのあるイギリスは、ヨーロッパで唯一軟水の国だといわれています。 そのため、ワインと違い水をふんだんに使うウィスキーも製造されているのです。

 

ということは、ロンドンに滞在する場合はそれほどのカルチャーショックを受けなくてよいということかもしれません。 ロンドン発祥のコスメがたくさん日本でも受け入れられているのは、そのような事情があるからかもしれませんね。

 

けれども、ヨーロッパエリアでは軟水になりますが、日本の水道水に比べたら硬水のロンドンなので、やはり他のヨーロッパ諸国と同じように、クレンジングの後は汚れを落とすために石けんで洗顔しないで、ふき取り化粧水で仕上げるのがメインのようです。

 

ふき取り化粧水は、使ってみたら思っていたよりも肌にやさしいものだった、という意見も多いですが、もともとの肌質の違いもあると思いますし、敏感肌の人は気を付けましょう。

 

ヨーロッパで長期滞在するけれど、現地のクレンジングはどうしてもなじまないという人は、日本のクレンジングをたくさん持ってきて、使うということもありでしょう。

 

浄水器を買って軟水を作って使うと、洗顔にも料理にも使うことができ、長い目で見ればミネラルウォーターを買うよりも安くつくかもしれません。