クレンジングで目が充血した時の対処法
クレンジングを洗い流し、目を開けたらあっという間に充血してしまった……なんてこと、ありませんか?
それ以外にも、視界に薄っすら白いモヤがかかったようになってしまって、なかなか治らない事もあります。
これらは全て、クレンジング剤をよく洗い流せなかったことで怒ってしまう現象です。 洗い残した成分が水と一緒に瞼の中に入ってしまい、充血させたり、視界をにごらせたりしてしまうのです。
放っておけば次第に治るのでその時は問題がないのですが、あまり繰り返していると眼に悪いですし、最悪の場合角膜などを傷つけてしまう恐れがあります。 そこで、今回はこうしたトラブルについて対処法を考えてみましょう。
クレンジング後に目が充血する理由
不完全なメイク落としが原因になっていることは間違いないのですが、更にその中でも大きく分けて2つの理由が考えられます。一つは、不完全なメイク落としにより肌に残ってしまったメイクの成分などが入ってしまうケース。 マスカラやアイライナーなど、目の周りはデリケートな割に濃くて落ちにくいお化粧をする機会が多いものです。 こうしたメイクの成分が瞼の中に入ってしまい、しみたり充血したりするのです。
もう一つは、メイク落としの成分自体が入ってしまった場合。 すすぎが不完全だったり、まぶたの隙間から入り込んでしまったりすることで起こります。 メイク落としには界面活性剤などの物質が多く含まれているので、刺激が強いのです。
目の充血などのトラブルを防ぐためには?
まず、マスカラやアイシャドー、アイライナーなど、落ちにくいメイクは事前にコットンなどで拭き取っておくことをオススメします。 最近ではラメ入りなどの商品が多いので、こうした成分が目に入ってしまうととても危険です。次に、すすぎの方法です。 基本的にすすぎは手や指が肌に当たらないくらいの優しさで行うことが大切ですが、どうしても上手く行かない場合は、目の周りだけは指を使って優しく撫でるなど、集中してメイク落としの成分を洗い流してあげましょう。
また、洗う回数も20回程度を目安にしてあげると、症状はだいぶ軽減されるはずです。 それでも視界が濁る場合は、すぐに目薬などで目を洗ってあげること。 とにかく、成分を長く残さないことが肝心です。