水溶性ジェルクレンジングの選び方
クレンジングには色々なタイプがあります。
代表的なものは、オイル、クリーム、ミルク、ジェル、ウォーターでしょうか。
この中で特に「水溶性のメイク落とし」と言われるのが、ジェルタイプの商品です。
ジェルタイプは、文字通り柔らかいゼリー状のテクスチャを持つメイク落としで、お肌への負担が少なく、かつマッサージもしやすいという理由から、最近特に人気を集めています。
とは言え、一口にジェルと言ってもその種類は様々。 ここでは、そんなジェルタイプのクレンジングについて、詳しく見て行きましょう。
水溶性＝オイルフリーではない
水溶性のクレンジングと聞くと、何となく油分の入っていない、オイルフリーの商品を思い浮かべますね。 しかし、実際にはそうではありません。ジェルタイプの商品にも幾つか種類があって、オイルフリーのもの、オイルインのもの、オイルジェルのものに分かれています。 この中で、完全に油分が入っていないのはオイルフリーと表示されているタイプだけです。
成分表示をチェックして、最初に書かれているのが「水」や「界面活性剤（パラフィンなど）」だった場合はオイルインのジェル、「油分」だった場合はオイルをジェル状に固めたオイルジェルということになります。
同じ水溶性でも洗浄力は異なる
一般的に、ジェルタイプのクレンジングの中で最も洗浄力が高いのは、オイルジェルタイプの商品だと言われています。 油分を落とすには油分が最適なのですから、これは当然の結果といえるでしょう。その代わり、肌へ掛かる負担も大きくなりますから、普段からあまり強いメイクをしない人は、使う必要はないかもしれません。
最も洗浄力が低いのはオイルフリーのジェルタイプ。 界面活性剤の力だけで落とすため、ウォータープルーフマスカラなどは落とすことができません。
肌への負担を考えるならこのタイプがベストなのですが、マスカラなどのポイントメイクは事前に専用リムーバーなどを使って落としておくのがオススメです。 最も種類が豊富なのが、オイルインのジェルタイプです。
油分を含むため洗浄力はオイルフリーのものより高く、肌への負担はオイルジェルより軽いというバランスタイプの商品ですね。 違うタイプのジェルをいくつか使って、自分の肌やメイクに一番合うタイプの商品を探してみてください。
