イギリス流に見る洗い過ぎないクレンジング|クレンジングの口コミランキング

イギリス流に見る洗い過ぎないクレンジング

シャネルなどの海外ブランド化粧品を日本で使っているので、ヨーロッパに旅行に行った際に同じアイテムを買おうとしたら、そもそも販売されていなかった……なんて経験はありませんか?

 

実は、日本ではクレンジング後に洗顔をするW洗顔が一般的ですが、実は国によって習慣が違うことがあるのです。 例えば、イギリス。

 

イギリスに限らずヨーロッパ諸国では多いのですが、水質や気候、人種の問題で、日本人よりも更に肌が弱く、W洗顔をする習慣があまりないのです。 今回は、そんなイギリスのクレンジング事情について、ちょっと見てみましょう。

 

イギリス人はW洗顔しないの?

全てのイギリス人女性がそうというわけではもちろんないでしょうが、W洗顔が一般的でないことは確かなようです。 と言うのも、そもそも水質が日本と全く異なるため、石鹸の泡を洗い流しにくいという特徴があります。

 

このため、洗顔はクレンジングのみで、洗い流すのではなくティッシュなどで拭き取るだけの人も多いのだとか。 また、黄色人種の日本人と異なり、白人さんの皮膚は非常に薄く、乾燥などに弱いと言われています。

 

なのに毎日W洗顔をしていると、ただでさえ薄くて乾燥しやすい皮膚からますます皮脂が失われてしまい、ひどい肌荒れの原因になってしまうのです。 このため、洗顔の回数をできるだけ減らし、肌を乾燥させないのがイギリス流のようです。

 

イギリスのクレンジング

ヨーロッパのクレンジングは、日本やアメリカのように界面活性剤などを大量に使用せず、天然成分などのオーガニック系のコスメが多く採用されているようです。

 

水で洗い流すことを前提にしていないので、ほぼオーガニックオイルだけで作られている商品も少なくありません。 逆に、W洗顔する場合は保湿をしっかりとする必要があるようです。

 

ヨーロッパのスキンケアブランドは美容液・クリーム類が日本のメーカーより種類が多い印象がありますが、これも、肌の弱いヨーロッパの人達が、それぞれの肌質に合わせてしっかり保湿したいというニーズがあるからです。

 

日本人でお肌の乾燥に悩んでいる人は、こうしたイギリス流のクレンジングに習ってみるのも良いかもしれません。 洗顔しすぎず、保湿はしっかりするよう気をつけるだけで、ぐっとお肌の状態が良くなりますよ。