市場規模から見るクレンジングの常識|クレンジングの口コミランキング

市場規模から見るクレンジングの常識

毎年毎年、新しい商品がゾクゾクと登場するクレンジング市場。 その市場規模は、一体どれほどのものなのでしょうか。

 

インターネットなどで調べてみると、2012年度のクレンジング市場規模は、前年2011年度比1.8%増の756.6億円。 洗顔料の市場規模が同じく前年度比1.5%増の1,245億円というところですから、まだまだ洗顔料ほどは大きくないマーケットであることが分かります。

 

しかし、近年では洗顔ではなく、クレンジングの重要性が見直される向きもあることから、今後の市場は拡大するのではないかとも考えられています。

 

ところで、クレンジングにはいろいろな種類がありますが、その中で最も流通しているタイプはどれか、ご存じですか? 調べによると、最も人気が高いのはやはりオイルタイプで、クレンジング市場のおよそ4割を占めているのだそうです。

 

これはあくまで商品を購入した人の統計ですから、自作でオイルクレンジングしている人などを含めると、もっと多そうですね。 ただ、最近では商品の多様化が進み、ウォータータイプやローションタイプの商品がじわじわと市場規模を拡大しているという見方があります。

 

特に、メーカーなどがネットや通信販売などで直接消費者に販売するセルフ流通の分野では20%を超えるスピードで販売が加速しているのだとか。

 

ウォータータイプのクレンジングはコットンに取って拭きとるだけでスキンケアが終了するので、忙しい女性たちには大人気。 働く女性の増加に比例して、市場規模も広がっているのかもしれません。

 

また、最近では拭きとりタイプではなく、洗い流すタイプのウォータークレンジングが増えていますが、普段はオイルタイプを使っているが、時間が取れない時用にウォータータイプを使用する、というように、使いわける人も少なくありません。

 

スキンケアの世界にも、時短の考え方が浸透しつつある証拠です。 もちろん、クリームタイプやジェルタイプの商品も健在です。 むしろ、オイルタイプ以外の商品の多様化が進み、じわじわとオイルタイプの市場規模を侵食しているといった見方をした方が正しいかもしれません。

 

スキンケアの常識は、年々新しくなっていきます。 こうした常識をどんどん取り入れて行くことが、お肌をより綺麗に保つ秘訣なのかもしれませんね。