手作りクレンジングのレシピにチャレンジ
市販のクレンジング剤のメリットは、馴染みが良く、スピーディーにメイクを落とせることです。
しかし、それにはどうしても合成界面活性剤が必要になってきます。
できるだけ肌にはナチュラルなものを使いたいという人は手作りクレンジングにチャレンジしてみましょう。
手作りレシピに大事なのが、オイルです。 メイク用品は油を使用しており、その油を溶かすためには同じ油性のものが必要になるのです。
手作りクレンジングレシピで使用されることが多い天然オイルには、オリーブオイル、ホホバオイル、スイートアーモンドオイル、グレープシードオイルなどがあります。
もし手作りでも使用感をアップさせたいなら、乳化剤が必要です。 手作りクレンジングで使用される乳化剤は、ポリソルベート20や80です。
ポリソルベートはココナッツオイル由来の比較的安全な界面活性剤なので、市販のクレンジングよりマイルドに作ることができます。 液体なので、加工し易いというメリットもあります。
ポリソルベートなどの乳化剤を使用すると、洗い探せるクレンジング剤を作ることができます。 基材となるオイルの量の1/3ぐらいの量のポリソルベート80を加えて混ぜれば、オリジナルのクレンジング剤ができます。 天然オイルの香りだけでは物足りないという人には、アロマオイルで香りを足してみるのも良いでしょう。
化粧品を手作りするメリットは、添加物を減らせるという点ですが、そこが気を付けなくてはいけないポイントでもあります。 市販の製品と比べると防腐剤が入っていないため、持ちが悪いのです。
いくらナチュラルなオイルでも、酸化してしまったオイルを塗ってしまうと、かえって肌荒れを起こしてしまいます。 ですから、1ヶ月ぐらいで使いきることを計算してから作るようにしましょう。